大阪・梅田は、「100年に1度の再開発」ともいわれる大規模な再開発が進行中です。大阪駅前に2024年3月に竣工したJPタワー大阪は、2024年の大阪・梅田の再開発を象徴する複合ビルの一つです。
JPタワー大阪の入居企業について調べてみました。
JPタワー大阪の紹介
JPタワー大阪について
JPタワー大阪は、大阪駅直結の駅ビルです。大阪駅と西梅田地区を結ぶガーデンアベニュー(地下通路)や2階に新設された歩行者デッキとも接続されています。地上からは、JR大阪駅の桜橋口前の横断歩道を渡ったすぐ先です。
地上39階・地下3階建ての複合施設で、地下1階から6階までは「KITTE大阪」、6階、7階はホテルバンケット(宴会場)、11階から27階まではオフィスフロアとなっています。28階から39階までは、ホテルです(29階がフロント・ロビー)。
JPタワーの地下1階から6階に位置する商業施設「KITTE」は、日本各地のファッション、飲食店、土産物など、各地の特産品が集まっています。地下1階の梅田横丁「うめよこ」は、地元大阪の人気店や繁盛店などが軒を連ね、仕事帰りに気軽にお酒を楽しむことができます。
HOTELフロアの「THE OSAKA STATION HOTEL」は、全室30階以上に客室があり、大阪の街を楽しめます。客室単価は、8万円~(2024年9月時点)のラグジュアリー・ハイエンドホテルです。
「JPタワー」とは
JPタワーは、日本郵政グループの不動産事業が展開する複合ビルのブランドです。2012年5月に東京駅直結の「JPタワー」を竣工、2015年11月に名古屋駅直結の「JPタワー名古屋」竣工、2024年3月に大阪駅直結の「JPタワー大阪」を竣工しています。
日本郵政不動産が展開する「JPタワー」ブランドは、どれもターミナル駅直結の抜群のアクセスを誇ります。ちなみに、お気づきかもしれませんが、JPタワーのJPは”Japan Post”、KITTEは「切手」から来ています。
JPタワー大阪の入居企業一覧
JPタワー大阪の入居企業の一覧は以下の通りです(2024年10月時点)。
11F
- 医療法人徳洲会
12F
- アイリスオーヤマ株式会社
- 株式会社喜望大地
- 日本郵便株式会社
- 日本郵政不動産株式会社 大阪営業所
- 株式会社ゆうちょ銀行 大阪支店
- 株式会社ゆうちょ銀行 市場部門 大阪オフィス
- 株式会社L is B
14F
- 株式会社川原商店 / 株式会社川原ホールディングス
- 株式会社ジェイオフィス
- ピー・シー・エー株式会社
- 株式会社SFIDA X / 株式会社スタイル・フリー
- ワム・システム・デザイン株式会社
17F
- 株式会社リアライズ
- 株式会社リアライズホールディングス
18F
- 株式会社イレブンハウス/株式会社GOLDEN STRENGTH
- ケンゾーエステイトワイナリージャパン株式会社
- 株式会社スタッフブリッジ
- 株式会社ストライク
- 株式会社宝情報
- 株式会社東洋新薬
- 株式会社パワーホールディングス / 株式会社プロパワー
- 株式会社プログレッシブ・ソリューションズ
- 株式会社マークス
- 株式会社マネジメントソリューションズ
- レンソール化成株式会社
- 株式会社Relic Osaka Incubatiion Studio
- 株式会社TBSテレビ
22F
- 株式会社MonotaRO
27F
- 株式会社たけでん
11階から27階までの計17フロアがオフィスフロアであるのに対して、入居企業の数はまだ少ないようです。まだフロアには空きがありそうです。1Fのオフィスエントランスへの入り口にあるテナントの案内板は、少し寂しいように感じます。
大阪駅周辺は、大規模な再開発が進行中で、2024年の7月にはJR西日本の「イノゲート大阪」、大阪駅北側の「グラングリーン大阪」が9月6日に開業しています。大阪駅周辺のオフィスフロアの大量供給が進んでおり、企業の誘致の競争が激化していることが背景としてありそうです。
まとめ
以上、JPタワー大阪の入居企業一覧を紹介しました。大阪駅周辺は、再開発が進んでおり、出張で大阪に訪れるたびに、様変わりにする街にいつも驚かされます。これからの大阪の発展が楽しみです。
この記事を書いた人
宅地建物取引主任者。某通信キャリアGに勤務した後、インターネット企業で、専任宅建士、不動産メディアの責任者、全国に展開する住宅FCのWEB戦略など、IT・不動産業に従事。
最近は、物流関係の仕事で、関東・関西を行き来しています。
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