大阪梅田周辺は、大規模な再開発が続いています。大阪駅北口に2024年7月にオープンした複合ビル「イノゲート大阪」も、その一つです。この記事では、イノゲート大阪の入居企業を紹介します。
イノゲート大阪とは
「イノゲート大阪」は、2024年7月にオープンしたJR大阪駅の西口の新改札に直結する複合ビルです。地上23階、地下1階建てで、延床面積や約6,000平方㎞。オフィスエリアと飲食店を中心とする商業エリアで構成されています。1階、2階は、エントランスホール、3階から5階までは飲食店などの商業エリア、6階はオフィスビルエントランス、7階、8階は設備フロア、9階から22階まではオフィスエリアとなっています。
各フロアの紹介
1Fには荒木飛呂彦氏のパブリックアート
1Fのエントランスホールには、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの作者として有名な漫画家荒木飛呂彦氏のステンドグラス作品が飾られています。かつて大阪駅のシンボルであった「噴水小僧」をテーマに、構想・制作された作品です。
バルチカ03 3階
飲食店等の商業エリアは、「バルチカ03」と名付けられています。「おっさん(03)」を始めとするオフィスワーカーに向けて、大阪の老舗や有名店、海外レストランまでを揃えています。
3階は、フレンチバルやイタリアン料理などの海外レストランがメインのフロアです。他のフロアに比べ、高級感があります。
バルチカ03 4階
4階は、和食、中華、韓国料理。お好み焼き、牛タン、寿司、沖縄料理など、お店のラインナップはバリエーション豊かです。ランチから夜の宴会にまで幅広く活用できそうです。
バルチカ03 5階
5階は、より飲み屋街の雰囲気です。おでん、串カツなどの居酒屋だけでなく、会員制の焼鳥、スナックまで立ち並びます。平日の昼間は各フロアの飲食店は大変賑わい、昼飲みを楽しむ方もいらっしゃいました。
オフィスフロア
最後は、6階のオフィスエントランスです。オフィスエントランスには、「SHARE LOUNGE」を有する「TSUTAYA BOOKSTORE」があります。スターバックスが併設されています。
筆者がイノゲート大阪に訪れた2024年9月の時点では、人もまばらでしたが、入居企業が増えるにしたがって、仕事の休憩の合間にカフェスペースも込み合うことでしょう(筆者も、いくつものオフィスで働いてきましたが、カフェが併設されているオフィスビルは、満足度は高いです)。
イノゲート大阪の入居企業一覧
2024年の10月1日時点でのイノゲート大阪の入居企業は以下の通りです。オフィスフロアは、2024年10月より順次入居予定となっており、
14F
- 株式会社アートフォーム
- 介護美容研究所 梅田校
- 株式会社ミライプロジェクト 介護美容研究所 梅田校
15F
- 橋梁技術株式会社
まとめ
大阪駅周辺では、大規模な再開発が進行中です。この「イノゲート大阪」だけでなく、2024年3月に大阪駅の南側に開業した「JPタワー大阪」、2024年9月に開業した「グラングリーン大阪」と、オフィスの大量供給ラッシュを迎え、平成12年以来、大阪市のオフィスの供給量は過去最高を迎える見通しです。
大阪・梅田での企業の集積が進むとみられる中、イノゲート大阪の入居企業はどんな顔ぶれとなるのか、またわかりましたら、追記していきたいと思います。
この記事を書いた人
宅地建物取引主任者。某通信キャリアGに勤務した後、インターネット企業で、専任宅建士、不動産メディアの責任者、全国に展開する住宅FCのWEB戦略など、IT・不動産業に従事。
最近は、物流関係の仕事で、関東・関西を行き来しています。
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